介護保険制度をかしこく利用しよう!
介護が必要な状態になるということは、ご本人にとっても、ご家族にとっても負担がかかります。それを軽減する制度が、介護保険制度です。
介護保険制度とは?
介護保険制度とは、介護を必要とする方に費用を給付し、適切なサービスを受けられるようにサポートする保険制度のことを言います。
前述した要支援、要介護の認定を受けることで、費用の給付やサービスの受給ができるようになるというもの。
サービスの対象者は?
原則として第1号被保険者のみになります。
介護が必要な状態の65歳以上の方が対象になりますが、64歳以下の第2号被保険者でも、初老期の認知症、脳血管疾患など老化が原因とされる以下の特定疾病※により要介護(要支援)認定を受けた場合はサービスを受けることができます。
サービスの種類を知ろう
サービスの項目については、在宅介護の説明でもお伝えしていますが、在宅介護以外のサービスも併せてお伝えいたします。
<訪問型サービス>
- 訪問介護
- 訪問入浴介護
- 訪問看護
- 居宅療養管理指導
- 訪問リハビリテーション
- 夜間対応型訪問介護
- 定期巡回
- 随時対応型訪問介護看護
<通所型サービス>
- デイサービス(通所介護)
- デイケア(通所リハビリ)
- 地域密着型通所介護
- 認知症対応型通所介護
- 療養通所介護(療養型デイサービス)
<宿泊型サービス>
- ショートステイ(短期入所生活介護)
- 医療型ショートステイ(短期入所療養介護)
<訪問・通所・宿泊の融合型サービス>
- 小規模多機能型居宅介護
- 看護小規模多機能型居宅介護(複合型サービス)
<その他>
- 福祉用具のレンタル
- 購入、住宅改修費の補助
<施設で生活>
- 特別養護老人ホーム
- 介護老人保健施設
- 介護医療院
<地域密着型サービス>
- 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
- 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
- 地域密着型特定施設入居者生活介護