施設を検討する判断基準とは?
介護には在宅介護と施設入居に大別することができます。
極力自宅に看たい、自宅にいさせてあげたい…と思っていても、介護の負担や精神的なストレスを抱え続けるケースもあり、限界を感じることもあります。
一番避けなければいけないのは、共倒れしてしまうこと。
限界を感じる前に、施設を検討することも視野に入れておきましょう。
今回は、施設を検討する判断基準をお伝えしていきます。
すぐに施設入居を決断すべきとき
介護される人の状態によっては、介護をする人にとって精神的、身体的に多くのストレスを抱えることがあります。
うつ状態になってきたり、介護のことで心身共に衰弱していると感じられるとき。
介護する人が不安定になってきて、限界が近づいているときはすぐにでも施設を検討するタイミングといえます。
施設入居に向けて動き出すべきとき
介護は想像以上に身体的にも精神的にも負担がかかります。
どことなく毎日イライラしていたり、気持ちに余裕が感じられないときや、身体的な負荷がかかりすぎていて難しいと感じるときなど、介護をする人への負担がゆっくりと悪化しつつあることを自覚したときは、施設入居を調べるなど情報収集しつつ検討してみることもお勧めします。
施設入居を考え始めるとき
介護は状況によって長期的になる可能性もあります。
介護をする人が配偶者の場合、年齢が近い事も多く、長期的な介護に身体的にも体力的にも耐えられない可能性があります。
長い目で見て難しいと感じた場合、早めに施設入居を検討することも視野にいれておくといいでしょう。
入れる施設の種類
施設への入居を決めた場合、入居できる施設には以下のような種類があります。
介護される人の状況や介護度、経済的事情や家族の希望などによって最適な施設選びをすることをお勧めします。
どの施設がいいか迷った場合は、ケアマネージャーへ相談することも手段の一つです。
・住宅型有料老人ホーム
・介護付き有料老人ホーム
・グループホーム