介護施設が提供するサービス
多くのな施設があり、その施設によって特徴が異なるため、施設を選ぶ決め手も人によって違うかと思います。施設によって様々なサービスを受けられるので、どんなものがあるのか事前に確認しておくことが大切です。
介護施設が提供するサービスの種類
・介護サービス
・生活支援サービス
・健康管理サービス
・入退院時のサポート
これらは、月額利用料や介護保険自己負担額、入居一時金といった制度の範囲内で提供されていることが多いです。
しかし、ある一定の回数を超えてしまうと、追加料金が発生したり、はじめから別料金として支払うことになってる場合もあります。
どんなサービスを受けたいのか、それはどのくらいかかるのかみていきましよう。
①介護サービス
介護度によつて、必要な介助(入浴、食事、歩行、排泄など)を行なっている施設では、介護保険の適用範囲内でサービスを提供しています。介護費用が定額制か、利用回数に応じて設定される定量制かに分かれます。
〈定額制〉介護付き有料老人ホームや特別養護老人ホームなど施設内で介護サービスを提供しているところでは、ほとんどが定額制です。
〈定量制〉住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などは、外部の事務所と契約して住宅介護サービスを提供します。そのため、介護度によっては利用回数で介護費用も変わります。
②生活支援サービス
決まった回数までは月額利用料で利用できますが、一定の回数を超えた際は別料金が発生します。
〈月額利用料で利用できる回数の目安〉
・週に1回→買い物代行、部屋の清掃、寝具の交換
・週に2回→洗濯、入浴介助
・月に1回→役所手続き代行
※通院は、一時金または月額利用料介護保険内で対応となります。
③健康管理サービス
介護施設に入居すると、定期健康診断や健康相談を受けることが可能です。
費用は利用料金に含まれている場合と、含まれていない場合があるので確認しましょう。
健康でいるためにも、定期的に健康診断を受けることが大切です。
〈サービスの内容〉
・定期健康診断
・生活指導
・服薬のサポート
・生活リズムを整える
④入退院時のサポート
もしも体調を崩して入院することになった時に、スタッフが同行してくれたり、入院中のお見舞いや買い物などを行ってくれる施設もあります
しかし、3ヶ月以上の入院になると、施設を退居しなくてはならない場合もあります。これは施設によって異なるので、入院時の対応について確認が必要です。
施設選びは情報収集が大事
施設に入居したいと考えはじめたら、まずは必要な情報を集めましょう。
施設の種類や特徴、サービス内容などをもとに、実際に見学して決定する流れとなります。
やむを得ず施設を退居しなくてはならない場合もあるかもしれませんが、安心して長く生活できる施設・入居者にあった施設を選びましょう。