ほっとふる介護

訪問看護とは

訪問看護とは?

訪問看護という言葉を聞いたことはありますか?
病気や障害を持った方が住み慣れた地域やおうちで、療養生活を送れるように支援するサービスのことです。
現在このサービスを利用する方が増えてきています。

訪問看護とは

訪問看護の目的は、自立への援助を促すこと、その方らしい療養生活を送れるようにサポートすることです。
訪問看護の利用者は増加傾向で、令和元年では約55万人の方が利用しています。

利用までの流れは
・すでに介護を受けている方の状況悪化によってケアマネジャーが主治医に相談
・医師の指示によって、その方が住む場所に看護師や理学療法士、作業療法士などが訪問、
といった流れが一般的です。

訪問看護、在宅看護、訪問介護の違い
〈訪問看護〉
医療関係者が利用者が住む場所に訪問し、生活の支援や治療を行う。

〈在宅看護〉
かかりつけ医と相談し、自宅療養中に家族が看護やケアを行う。

〈訪問介護〉
訪問ヘルパーなどが自宅を訪問し、利用者の生活をサポート。医療行為は含まれない。

サービス内容

①洗髪、入浴介助、身体の清拭、食事や排泄の介助・指導
②病気や障害の状態確認、血圧・体温・脈拍などの確認
③医師の指示による医療処置(点滴や採血、管理栄養の管理など)
④医療機器の管理・在宅酸素、人工呼吸器などの管理
⑤がん末期や終末期などの方に対して行うターミナルケア
⑥床ずれ防止の工夫や指導、手当て
⑦嚥下機能訓練、拘縮予防、機能の回復など
⑧認知症による事故の防止、認知症介護の相談など
⑨ご家族への介護指導、相談
⑩運動機能の低下や低栄養などのへの介護予防アドバイス

訪問してくれる人は看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの医療従事者です。
医療的ケア→看護師
リハビリ→理学療法士、作業療法士、言語聴覚士

どんな支援をお願いするかはケアマネジャーと相談し、主治医に相談という流れとなります。
その方の状況や生活を考慮して、最適な支援を検討していきましよう。