介護の仕事につくために資格は必要?
2024年2月に介護報酬の改定があり、介護業界も人手不足ながら少しずつ注目されてきている業界といえます。
実際に介護職になる場合、資格など必要な条件はあるのでしょうか?
今回は介護職に必要な資格について解説します。
介護職には資格が必要
利用者の身体に直接触れる「身体介助」の仕事は、基本的に資格が必要です。
また、資格が必要な介護職の代表として、訪問介護が挙げられます。
訪問介護に従事する場合、利用者の自宅に訪問し、身体介護や生活支援などを行うため、
「身体介護」「生活援助」に従事するので資格が必要になります。
業務上、基本的に1人で訪問するので、介護中に起こる事態に適切な判断と対処が求められるからです。
もし訪問介護職を検討しているなら、「介護職員初任者研修」以上の資格を取得しておくことをお勧めします。
資格なしでも介護の仕事をするには?
介護施設内での仕事には資格不要の業務もあります。
老人ホームやデイサービスセンターなどでは、「介護助手」「介護補助」などの職種を設けている施設もあり、
この場合は有資格者のサポートをする業務内容になります。
例えば、施設の受付や食事の配膳、レクリエーションの準備や利用者の送迎といった業務であれば無資格でも可能です。
有資格者が「身体介護」の業務に集中できるようにサポートをする重要な役割でもありますので、
仕事を覚えるという意味でも、「介護助手」「介護補助」からスタートする方もいます。
資格ありと資格なしで待遇は変わる?
厚生労働省の統計によると、2020(令和2)年の介護職員の平均給与額(月給)では、以下のようになっています。
資格あり;327,950円
資格なし:282,290円
手取りでいくと、資格なしの場合は230,000円ほどだと言えます。
介護業界は、資格の有無で給料に差が出やすい職種です。
待遇UPを望むのであれば、資格の取得を目指すことも方法の一つです。求人ページはこちら