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介護福祉士は何歳まで働けるのか?

介護福祉士は何歳まで働けるのか?

介護福祉士と聞くと、若いスタッフが働いている印象がある方も多いかもしれませんが、
実は介護業界では、比較的多くの事業所が定年制度を設けていないということがあります。
定年制があるところでも、60~65歳がほとんどで、その後は再雇用や、嘱託などで雇用を延長する事業所も多い職場です。
また派遣やアルバイトであれば、定年制がないため年齢を気にせず働くことができます。

最近では「年齢不問」の求人掲載をする事業所も増えており、それほど介護スタッフの確保が急務となっている現状が伺えます。
高齢化が加速する中、それを支えるスタッフが不足していることが読み取れます。
求職者1人に対して求人が4.64とも言われており、介護業界は体力が続く限り、いつでも働ける環境と言えます。

介護福祉士で働く人の平均年齢

総務省のデータによると、介護福祉士として働く人の年齢層は以下のようになっています。

・20~29歳…10.7%
・30~39歳…17.3%
・40~49歳…24.1%
・50~59歳…27.6%
・60歳以上…17.6%
出典:総務省「平成21年度介護労働実態調査」

こうしてみると40代や50代も多い職場であることがわかります。
体力仕事である介護福祉士であるが故に、20代30代の若手層が優遇されるようにも見えますが、
中にはその責任感の重さや体力的な問題から早期に辞めてしまうスタッフもいると言います。
中高年の介護福祉士の場合、ある程度の人生経験を積んでいるため、経験から来る対応の幅の広さが信頼される傾向にもあります。

また第二の人生を求めて、介護業界にやって来る中高年も増えたと言います。
直接人の役に立つ「介護」の仕事の魅力と、親の介護に携わった経験を活かしたいと言う方が多く、
介護に必要な資格を取るために、専門学校に通う40~50代の方も増えています。

介護業界の未経験者はデイサービスがおすすめ

40~50代でも、体が元気であればこの業界で働くことは十分可能ですし、そのような方が増えているのも事実です。
しかし、はじめての業界で未経験のため、本当に上手くやって行けるのか不安を感じる方も多いと思います。
そのような方には、まずデイサービスで働いてみることをおすすめします。
なぜなら、以下のような理由が挙げられます。
・夜勤がない(勤務時間が少ないため、未経験者でも働きやすい)
・日曜日の休みが多い(仕事とプライベートのバランスが取ることができる)

また、現場の仕事にこだわらず、過去にマネジメントの経験がある方は、管理職を目指してみるのもおすすめです。
介護施設の仕事として、排泄介助などのスキルのほかにも、スタッフのマネジメントや営業活動、売上などの数値管理があります。
実際に施設長を務める方の中には、営業職や飲食店の店長のキャリアを持つ人も多いそうです。

まとめ

慢性的な人手不足で、むしろ「売り手市場」でもある介護業界。
介護に必要な資格も取得しておけば、中高年でも活躍できる可能性は十分にあります。
体力と働きたい意欲さえあれば、何歳でも続けられますので、これまでの知識と経験を活かし、挑戦してみるのもいいかもしれません。